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注文住宅で悩んでしまう方が多いのが、外壁の選び方に関することです。ここでは外壁の役割と種類、選ぶ際のポイントについて解説します。
注文住宅における外壁は、夏は暑さから、冬は寒さから住人を守る役割を持っています。外壁によって室内で快適に過ごせるか左右されるともいえるので、非常に重要なポイントです。
注文住宅を建てる際には内装にばかりこだわってしまうことがありますが、外壁にも注目してみましょう。
長期間快適に過ごすためには、耐久性が重要です。家を建てる際に使われている柱や土台といった構造部分は外壁によって守られています。
その外壁自体の耐久性も重要です。
また、デザイン性も外壁によって変わってくるため、理想の家づくりをするためにも外壁は重要になってきます。
サイディングとは、外壁に使うボード状の外装材のことをいいます。
いくつか種類があり、その中でも窯業系と呼ばれる種類にはセメントと繊維質を混合したものが使われています。非常に一般的な種類であり、デザインバリエーションが豊富なことや価格が安いことなどが魅力です。耐火性や耐震性にも優れています。
ガルバリウム鋼板やアルミニウム合金などを材料としているのが金属系です。防水性に優れ、軽量で耐久性が高いのが特徴です。ただし、防音性については他の素材と比較して劣る場合があります。
天然木を加工して作られる外壁で、木の温かみを感じられます。断熱性能に優れていることから、光熱費の削減を重視する方に適しています。
軽量気泡コンクリートを板状にしたものがALCパネルです。断熱性だけではなく耐火性においても優れています。防水性能は高くありませんが、適切なメンテナンスをすることで長く使用することが可能です。
セメントに砂を混ぜ、手作業で塗りつけていくのがモルタル壁です。味わいのある質感が特徴で、デザインの自由度が高い点も魅力です。ただし、ひび割れが発生しやすく、定期的なメンテナンスが必要です。
消石灰(水酸化カルシウム)を原料とした壁材で、職人が手作業で塗り付けていきます。経年劣化しにくく耐火性が高いこと、調湿効果に優れているのが特徴です。ただ、施工費用は高めについてしまうでしょう。
土や石を高温で焼き、板状にしたのがタイルです。見た目の高級感があって耐久性も高い一方、初期費用(イニシャルコスト)は高くなります。
レンガ調の素材のほか、本物のレンガを使った外壁もあります。耐熱性・耐火性に優れていますが、本物のレンガを使った外壁は費用が高くなることを考慮する必要があります。
どれだけ機能性とデザイン性に優れた外壁であっても、予算が合わなければ選択できません。まずは外壁にどの程度の予算をかけられるか考えましょう。
一般的には木質系、金属系、窯業系の順に高くなります。
外壁は家の外側を覆っていることもあり、デザイン性も重要です。外壁材によって選べるデザインやカラーが異なるため、自分の希望するテイストやカラーが選べるものを選択しましょう。
耐久性が低い外壁は頻繁にメンテナンスが必要になってしまいます。外壁の耐久性とメンテナンス周期にも注意が必要です。
長年暮らしているけど、やっぱり冬の寒さは堪えます……。松本市で快適に暮らすためには、信州の気候にあった断熱性は必須条件。しかも、注文住宅を建てるからには間取りやデザインも妥協はできません。
そこで、信州の気候に合ったオシャレな家づくりを提案している、こだわりの工務店3社をご紹介します!
【選出基準】
2020年3月6日時点のGoogle検索「松本市 注文住宅」にて公式サイトが表示された上位30社を対象に調査を実施。公式HPに断熱性能の記載があり、「間取り・デザイン」に関する唯一の強みをもっていた松本市の工務店を3社ピックアップしています。
【各社の選出基準】
・アルプスピアホーム
間取り・デザイン:30社の中で、注文住宅のプラン数最多(外観や間取りを自由に設計可能)
断熱性能:断熱等性能等級5(標準仕様)
・あったか子育て応援住宅
間取り・デザイン:30社の中で唯一、月5万円から定額返済できる自由設計に対応(総額は要問合せ)
断熱性能:断熱等級4以上(※グレードにより変動)
・木族の家
間取り・デザイン:30社の中で唯一、無垢材使用かつスマートハウスに対応
断熱性能:断熱仕様等級4(標準仕様)
※すべて2023年3月6日時点・公式HPの情報に基づいた編集チームの独自調査結果