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長野県松本市で注文住宅を建てるときに、気をつけたいのは寒さ対策です。
山間部に位置する街なので、冬場は厳しい寒さを迎える松本市。山間部ならではの注文住宅の建て方や寒さ対策について、わかりやすくまとめました。
松本市は長野県の中でも、ほぼ真ん中に位置している街です。辺りを山で囲まれていて、四季折々の景色が堪能できるでしょう。
日本でも代表的な内陸性気候であり、中央高地式とも言われています。激しい天気の変化はなく年間降水量も少ない街で、放射冷却現象が度々起こり気温がグッと低くなる特徴があります。
8月の平均気温は24度前後ですが、秋になると、10月の平均気温が19度まで冷え込みます。
11月になるとさらに冷え込みは厳しくなり、最低気温が2度前後まで下がることも…!日中は暑い時間が多いですが、朝晩は長袖の上着がないと過ごせないくらい冷え込みます。
3〜5月でも、10度前後の気温と比較的低め。日中は20度前後まで上がるため暑さを感じますが、気温の寒暖差が激しいのも松本市ならではの気候と言えそうです。
注文住宅を建てるときは、断熱性能の高さや温度変化対策を意識してみましょう。
松本市で注文住宅を建てるときは、土地の特性や気候を生かしながら寒さ対策しましょう。寒さ対策に必要な設備や構造など、特に意識したいポイントをまとめました。
松本市に限ったことではありませんが、寒い地域に家を建てるときは断熱性能を特に意識しましょう。
断熱とは家の外と中の熱出入りをカットすること。「断熱」と言われると、暑さ対策機能がメインと思われるかもしれませんが、暑さ・寒さどちらも効能を発揮します。断熱性能の高い家は、真夏も涼しく快適に、冬は熱が逃げず暖かく居心地の良い家づくりができるのです。
松本市で家を建てるときは、特に壁と窓の建材にこだわってみましょう。家づくりをするときに、面積を大きく取る場所は壁です。断熱機能が高い壁は、外気から家の中を守ってくれます。空気の通り道でもあり熱が逃げやすいドアや窓も、断熱性能を高めましょう。ペアガラスの断熱サッシを使うと効果的です。
高い断熱性能をもつ建材はそれなりに費用もかかるもの。家のデザインや間取りプラン、立地・土地の形状によって、構造を計算しながら選択するのが理想的です。建築会社と相談しながら、建材を選びましょう。
家の断熱構造を高めつつ、ストーブや床暖房などの設備面も充実させましょう。
電気ストーブでも暖かくなりますが、自然の多い松本市ならではの気候を生かして、薪ストーブもおすすめです。インテリア性はもちろん、パチパチと鳴り響く薪の音に癒しを感じるでしょう。落ち着きやリラックス効果も高く、じんわりとポカポカ温まるのも魅力的です。
薪ストーブはちょっとした料理もできるのが魅力。1台で家全体が心地よく美味しく過ごせるのも、薪ストーブならではのメリットと言えるでしょう。
フローリングを裸足で歩きたくなる床暖房もおすすめです。
大人気の無垢材は温度差に弱いことから床暖房に不向きとされてきました。しかし近年では床暖房に対応できるフローリング材が開発されています。
ガス式の床暖房よりも温水タイプの床暖房との相性が良いので、建築会社に相談してみると良いでしょう。光熱水費の削減につながる可能性もありそうです。
松本市は盆地なので、夜間の気温がグッと下がります。日照時間は比較的長いので、日中の暖かさやエネルギーを室内にたくさん取り込める間取り作りを心がけましょう。
例えば日差しが入る方角を計算し、窓を一般的なサイズよりも大きく取るだけで、家の中に温かさを取り入れられます。家全体も明るくなるので、寒い冬も気が滅入ることなく過ごせます。
断熱性能の高い家づくりをすれば、日中に取り込んだ熱エネルギーを逃しません。気温の下がる夜でも日中の温かさが保たれて快適に過ごせるのが魅力。窓の大きさや設置場所、太陽の方角や動きを考慮した間取りなら、寒さ対策に効果的な注文住宅が手に入ります。
家づくりに使う部材だけでなく、建築工法にも意識を向けてみるといいでしょう。建築工法は数多くあるので、どうしても素人では判断できないもの。プロの建築会社を頼って、いろいろと説明してもらいながら、理想の家造りを進めてください。
松本市を含めた信州エリアに注文住宅を建てる工法として、エアパス工法やパッシブ工法などが挙げられます。
エアパス工法は、太陽の熱エネルギーを昼に取り込み、夜は冷え込まないようにダンパーでカットします。設備や電力・動力を使わず、対流現象で家の保温効果を高められる工法です。
ただし断熱性能が高くなければ対流現象は起きないとされているため、工法だけに頼らず窓や建材にも注意を払う必要があります。
どの工法にもメリット・デメリットがあるので、施主が理想とする家造りが可能な工法を見つけることが大切です。
松本市の建築会社では、厳しい寒さを快適に乗り越えられる家づくりを展開しています。独自の工法を発見している会社もあるので、注文住宅を選ぶときはサービス面だけでなく、対応可能な工法や寒さ対策へのこだわりもチェックしてみましょう。
注文住宅における寒さ対策は建材や設備だけでなく、断熱性にも配慮した工法をもつ工務店を選ぶのがおすすめです。理想の家造りのパートナーが見つかったら、日当たりや太陽光の動きなどを考慮してデザインもらいたい!いろいろな意見を反映できるのが注文住宅の良いところです。
家の構造はもちろん保温設備も意識すると◎!カーテンを分厚くしたり、窓の近くに暖房設備を置いたりなど、簡単にできる寒さ対策はいくつもあります。インテリア設備にもこだわりをもつ業者も増えてきていますので、暮らしやライフスタイルに合わせながら、理想の家づくりを進めてください。
長年暮らしているけど、やっぱり冬の寒さは堪えます……。松本市で快適に暮らすためには、信州の気候にあった断熱性は必須条件。しかも、注文住宅を建てるからには間取りやデザインも妥協はできません。
そこで、信州の気候に合ったオシャレな家づくりを提案している、こだわりの工務店3社をご紹介します!
【選出基準】
2020年3月6日時点のGoogle検索「松本市 注文住宅」にて公式サイトが表示された上位30社を対象に調査を実施。公式HPに断熱性能の記載があり、「間取り・デザイン」に関する唯一の強みをもっていた松本市の工務店を3社ピックアップしています。
【各社の選出基準】
・アルプスピアホーム
間取り・デザイン:30社の中で、注文住宅のプラン数最多(外観や間取りを自由に設計可能)
断熱性能:断熱等性能等級5(標準仕様)
・あったか子育て応援住宅
間取り・デザイン:30社の中で唯一、月5万円から定額返済できる自由設計に対応(総額は要問合せ)
断熱性能:断熱等級4以上(※グレードにより変動)
・木族の家
間取り・デザイン:30社の中で唯一、無垢材使用かつスマートハウスに対応
断熱性能:断熱仕様等級4(標準仕様)
※すべて2023年3月6日時点・公式HPの情報に基づいた編集チームの独自調査結果