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注文住宅を建てるタイミング

注文住宅を建てる際には、予算やデザインなどさまざまなことを考えなくてはいけませんが、注文住宅を建てるタイミングも大切です。ここでは、注文住宅を建てる際のさまざまな要素を絡めつつ、注文住宅を建てるタイミングについて解説しています。

住宅ローンで考える注文住宅を建てるタイミング

住宅ローンの審査には、そのタイプごとに通りやすい時期があります。そのため、注文住宅を建てる際には審査を申し込む時期も選ぶと効果的です。

プロパー融資タイプの住宅ローンは、3月9月が審査に通りやすいと言われています。3月9月は、銀行の中間決算もしくは決算の時期と重なるからです。各金融機関の営業マンにはノルマが課せられていますが、中間決算や決算の時期はそのノルマの期限となっているので、必然的に駆け込みでの契約が多くなります。そのため、審査のハードルが下がり、審査に通りやすくなるというわけです。

12月は審査が通りやすいって本当?

保証付きタイプの住宅ローンは12月が審査に通りやすいと言われていますが、その理由は「年末は駆け込み需要で審査の申込みが増えてくるため、個別の審査の精度が下がるため」というもの。現在では住宅ローンの審査も自動化されていることが多いので、この説の信憑性はあまり高くないと考えるべきでしょう。

年齢が若いほど住宅ローン審査に通りやすい?

住宅ローンの審査には、通りやすいケースと通りにくいケースがあります。

審査の通りやすさを決める要素のひとつが年齢です。住宅ローンの申請時から返済時の年齢は、若いほど審査に通りやすくなります。これには、年齢が若ければ若いほど今後収入のピークがくることが期待できる、病気などで収入が減少・ストップしてしまう可能性が中高年よりも低い、といった理由があるのです。

住宅ローンは返済能力が必須なので、当然年収が高いほうが審査に有利。勤続年数も長いほうが今後高い地位に就き年収が上がることが期待できるので、やはり審査に通りやすくなります。

タイミングの良し悪しは専門家と相談しよう

住宅ローンの審査は収入や社会的信用が大きく影響するものです。長期スパンで返済するなら若い年齢のうちに、ある程度まとめて返すめどを立てたいなら収入が安定する中年期をリミットにするとよいでしょう。どちらにしろ、専門家の意見なしに判断するとリスクが高くなるのは想像に難くありません。相談窓口をもつ工務店に相談するのが理想的です。

注文住宅を建てるタイミングとウッドショック

ウッドショックとは

ウッドショックとは、住宅建築に必要な木材の需要に対する供給が追いつかず、需給逼迫が生じて木材価格が高騰する事象です。一口に木材といっても様々な種類がありますが、目下の局面では総じて、ほぼすべての木材が値を上げています。日本銀行の公表データ・企業物価指数(輸入物価指数)によると、2021年12月の「合板」と「丸太」の輸入価格は、前年同月比でそれぞれ同67%・同27%の上昇、「集成材」と「製材」はそれぞれ同135%・同132%の上昇です。集成材と製材の価格高騰が際立っていますが、合板や丸太についても需給バランスの崩れが長期化しています。

参照元:経済産業省|どうなったウッドショック;価格の高止まりが需要を抑制?

住宅購入が減少した歴史的背景

ウッドショックが起きると、懸念されるのは住宅購入の減少です。しかし、住宅購入が減少する要因は木材価格の高騰ばかりではありません。「経済的要因」や「社会的要因」も大きな影響を及ぼしています。

経済的要因

経済的要因による住宅購入の減少といえば、2008年に始まった「リーマンショック」が思い出されます。リーマンショックとは、米国における低所得者向け住宅ローン(サブプライムローン)の破綻に端を発する、世界的な金融危機です。この時、世界規模で経済不況・株価下落を招来し、企業業績の悪化に伴う世帯主収入の減少により、住宅着工数も減少しました。まさしく経済的要因により住宅購入の減少が生じた、サンプルのような事例です。このように経済が悪化すると、収入も悪化するため、住宅に対する買い控えの要因が働きます。

社会的要因

社会的要因による住宅購入の減少では、過去の震災や五輪需要を想起できます。例えば、2011年に起きた東日本大震災直後や、2021年に開催された東京五輪・パラリンピック需要による建設ラッシュでは、建築に必要なリソース(人材・建築資材等)消費が急激に多くなり、需要に対する供給力が下回ったため、不動産価格が上昇し一般住宅の購入に影響を与えました。

住宅購入で大切にすべきタイミング

ご覧のように、住宅購入ではウッドショックや経済的要因、社会的要因を考慮すべきですが、それと同じぐらい大切にすべき‶タイミング″があります。以下に4つの項目を取り上げ、住宅購入で大切にすべきタイミングを解説しますので、チェックしてみてください。

住宅ローンを組める年齢

一般的に住宅ローンを組む年齢制限はありませんが、審査に通りやすい‶有利な年齢″というのはあります。それは35歳までです。35歳までなら、理想的な完済時年齢とされる65歳までに十分な余裕があり、ちゃんと返済できる見通しが立ちます。しかし40代以上になると、この点で審査に通らないリスクが高くなるので注意が必要です。住宅購入を考えるときは、住宅ローンを組める年齢かどうかが一つのポイントになります。

健康状態が良好

住宅ローンの審査基準の一つには、申込者の健康状態も挙げられます。若くて健康面に問題のない人は審査に通りやすいですが、直近に手術や治療、投薬を受けた場合は、審査に影響する可能性があります。返済能力という点からも健康であることは重要なので、健康な若いうちに住宅購入を決断するのも一つの考え方です。

ライフステージ

就職、結婚、出産、昇進など、ライフステージに合わせて家を建てる目的を設定する方も多いでしょう。「結婚と一緒に新居を購入したい」「子供の成長を考えて出産後に家を建てたい」「審査に通りやすい昇給・昇格時に家を買いたい」など、人によって様々な設定の仕方があります。こうした家を建てる目的から考えると、仮に木材価格高騰の問題があるにしても、先送りしていいのか?と考える事はとても重要です。

良い立地に出会えた

家族の生活にぴったりな立地条件を備える土地に出会ったとき、真っ先にその土地を取得したいと思うかもしれません。そして木材価格が落ち着いてから住宅を‥と考えるのですが、いっそのこと、土地と家を一緒に購入するのもいいでしょう。土地だけ購入しておくのは、固定資産税や都市計画税、除草費、その他の管理費用など維持費がもったいないからです。良い土地に出会えたのは、同時に家を購入するグッドタイミングの場合もあります。

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