公開日: |更新日:
注文住宅を建てるには、早くて1年、長いと2年以上の期間が必要になるといわれています。ここでは、注文住宅を建てる手順や流れについて解説していきます。
まずは、どのエリアに住みたいか、どのような暮らしをしたいのかなど、将来のライフスタイルを想定していきます。
注文住宅の場合、建物のデザインや間取り、部屋の仕様や住宅性能などについても、ある程度、イメージを固めておく必要があります。
それと同時に、予算も決めていかなければなりません。
現在の貯蓄額と、子どもの学費や当面の生活費など、将来必要な費用をしっかりと踏まえた上で、自己資金はいくら用意できるのか、毎月無理なく返済できる金額はどれくらいなのかを計算し、予算を決めていきましょう。
住みたいエリアが決まっている場合は、その地域の不動産会社に土地探しを依頼することになります。この時に予算や広さ、住宅のイメージなどを伝えておくとスムーズです。
土地探しと並行して、家を建ててもらう施工会社も探していきます。各会社の施工事例などを参考に、自分たちのイメージしている家を建ててくれそうなところをピックアップしていきましょう。施工会社によっては、土地探しから行ってくれるところもあるので、施工会社が決まっている場合には、相談してみるといいでしょう。
いくつかの建築会社を選んだら、同じ条件で建築プランを作成してもらい、プラン内容や見積もりなどを比較検討した上で、施工会社を決定します。
土地の候補が決まったら、その土地の地盤調査を行います。その土地の大きさや形状、方位、道路の位置、条件などから、どのような家が建てられるのか、法的制限の範囲を確認していきます。
調査の結果によっては、地盤改良などの工事が必要になったり、希望通りの家が建てられない可能性も出てくるため、売買契約の前に行うようにしましょう。
土地の売買契約締結時には、「重要事項説明書」に基づいて、土地の説明を受けますが、専門用語が多くわかりにくいこともあるため、可能であれば、事前に「重要事項説明書」のコピーをもらい、読み込んでおくといいでしょう。
土地売買契約締結時には、手付金として土地代金の10%を支払うのが一般的です。
自分たちの建てたい家の具体的なイメージを決め、最終的な住宅プランを決定します。間取りやデザイン、住宅性能などの希望を書き出し、優先順位をつけておくと、予算との折り合いをつけつつ、スムーズに進めていくことができます。
本契約後に変更や追加があった場合は、費用が追加になることもあるので、できるだけ、本契約前に最終的なプランを確定しておきましょう。
住宅の施工を行う建築会社と本契約を結びます。「工事請負契約書」「工事請負契約締結書」「見積書」「設計図書」などの書類が渡されますが、どれも分量の多い書類なので、可能であれば事前にコピーをもらって目を通しておき、質問や不明点などがあれば確認しておくようにしましょう。
工事の着工前には、その土地の氏神様に土地を利用する許しを請い、工事の安全を祈願する「地鎮祭」を行う場合もあります。
近隣への挨拶は、工事が始まる前にしておきましょう。
工事が始まったら、現場にはこまめに足を運ぶことをおすすめします。工程表通りに工事が進んでいるかを確認するのはもちろんですが、実際に家を建ててくれる大工さんとコミュニケーションをとっておくと、意思疎通もスムーズになり、急な変更にも対応してくれるという可能性もあります。
工事が完了したら、施工会社の担当者とともに建物をチェックし、不具合などがないかを確認します。
不具合があった場合には、いつまでに直すのかを明確に書面に記し、問題がなければ引き渡し、入居となります。
長年暮らしているけど、やっぱり冬の寒さは堪えます……。松本市で快適に暮らすためには、信州の気候にあった断熱性は必須条件。しかも、注文住宅を建てるからには間取りやデザインも妥協はできません。
そこで、信州の気候に合ったオシャレな家づくりを提案している、こだわりの工務店3社をご紹介します!
【選出基準】
2020年3月6日時点のGoogle検索「松本市 注文住宅」にて公式サイトが表示された上位30社を対象に調査を実施。公式HPに断熱性能の記載があり、「間取り・デザイン」に関する唯一の強みをもっていた松本市の工務店を3社ピックアップしています。
【各社の選出基準】
・アルプスピアホーム
間取り・デザイン:30社の中で、注文住宅のプラン数最多(外観や間取りを自由に設計可能)
断熱性能:断熱等性能等級5(標準仕様)
・あったか子育て応援住宅
間取り・デザイン:30社の中で唯一、月5万円から定額返済できる自由設計に対応(総額は要問合せ)
断熱性能:断熱等級4以上(※グレードにより変動)
・木族の家
間取り・デザイン:30社の中で唯一、無垢材使用かつスマートハウスに対応
断熱性能:断熱仕様等級4(標準仕様)
※すべて2023年3月6日時点・公式HPの情報に基づいた編集チームの独自調査結果