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注文住宅における屋根の選び方

注文住宅の屋根にはどのような役割があるのでしょうか。ここでは注文住宅における屋根の役割や種類、選び方などについて紹介します。

注文住宅における屋根の役割

注文住宅の屋根には以下のような役割があります。

風雨や日差しを遮る

室内を快適な状態に保つと同時に、乾燥させる効果があり、水分や湿気によって建材が損なわれることを防ぎ、住まいの長期的な耐久性を向上させます。

雨天時には、屋根が雨水を流し落とすように設計されており、家の周りに水溜まりができることを防ぎます。

さらに、適切な屋根材の使用により、夏場の強い日差しから家を守り、冬場の暖房効率を高めることが可能です。

室温が上がりすぎないようにする

屋根には、夏場に家の中の温度が上がりすぎないようにするという重要な機能があります。

特に断熱材を使用した屋根や、反射性の高い素材で作られた屋根は、太陽熱を効果的に反射して室内が過度に暑くなることを防ぎます。この効果はエアコンなどの冷房設備にかかる負担を軽減し、冷房費の節約にもつながります。

また冬場には屋根を通して室内の温かい空気が逃げるのを防ぎ、暖房効果を高める役割も担います。

外観をおしゃれに見せる

屋根は家の外観に大きく影響を与える部分です。注文住宅の場合、屋根のデザインを自分の好みに合わせて選べるため、建物全体の美観を高める大きな要素と言えます。適切な屋根を選ぶことで、住宅の魅力をさらに引き立てられます。

注文住宅の屋根の種類

ここでは注文住宅の屋根の種類を5つ紹介します。

切妻屋根

切妻屋根は、二つの斜面が頂点で合わさるシンプルな形状であり、日本の住宅の中でポピュラーな屋根です。雨水の排水性に優れ、雪国でも積雪が滑り落ちやすいため、冬季のメンテナンスがしやすくなります。

また施工が比較的容易で、コストを抑えやすいという経済的なメリットもあります。一方で、シンプルな形状のため、デザインのバリエーションに乏しい点や、強風時に風圧を受けやすいというデメリットも存在します。

寄棟屋根

寄棟屋根は四面全てが斜めに傾斜した形状で、和風建築に多く見られる屋根スタイルです。この形状により、風雨に強く、特に側面からの風に対して高い抵抗力を発揮します。

さらに屋根の下の空間が広がりやすいため、屋根裏を有効活用することが可能となります。しかし、切妻屋根に比べると施工が複雑でありコストが高くなりがちです。また、和風住宅向きデザインのため、洋風には合わない可能性があります。

陸屋根

陸屋根は屋根がほぼ水平で、現代的な住宅デザインに好まれるスタイルです。このタイプの屋根は、屋上緑化や屋上テラスの設置に適しており、有効空間を増やせるという大きな利点があります。

また日差しや風の影響を受けにくいため、建物全体のエネルギー効率の向上に寄与します。ただし雨水の排水問題を解決するためには十分な防水処理が必要であり、定期的なメンテナンスが欠かせません。

片流れ屋根

片流れ屋根は、屋根が一方向に傾斜している形状で、シンプルかつモダンな外観を実現できるのが魅力です。建築の自由度が高いため、特に狭小地や奇形地での建築に適しています。

施工が容易であり、コストを抑えることが可能な点がメリットとして挙げられます。しかし傾斜方向によっては雨水の排水が不十分になることがあり、内部への水漏れリスクを考える必要があります。

入母屋屋根

入母屋屋根は、切妻屋根に側面の妻を加えた形状であり、屋根の中央部が高くなる特徴を持っています。この屋根は、伝統的な日本家屋に多く見られ、優雅で趣のある外観を作り出せます。

屋根の下の空間が広く取れるため、屋根裏部屋などの有効利用が期待できます。一方で、複雑な形状のため施工の難易度が高く、他の屋根スタイルに比べてコストがかかる傾向にあります。

注文住宅の屋根を選ぶ際のポイント

太陽光パネルに対応しているか

注文住宅の屋根を選ぶ際は、太陽光パネルの設置が可能かどうか、また将来的に設置を検討している場合は対応している材質や形状かどうかを確認することが重要です。屋根が太陽光パネルに適しているかどうかは、屋根の材質、勾配、耐荷重など複数の要素によって決まります。

例えば軽くて強度のある金属製の屋根材は、太陽光パネルの設置に適していると言えます。太陽光パネルの導入を検討している方は、屋根選びにおいてこれらの点を念頭に置きましょう。

住んでいる地域の気候に適した素材や形状か

注文住宅の屋根を選ぶ際、住んでいる地域の気候を考慮することは非常に大切です。例えば、雪国では雪の重みに耐えられるよう、強度が高い素材を選んだり、雪が滑り落ちやすい形状を選ぶ必要があります。

また熱帯地方に住んでいる場合は、太陽熱を効果的に反射し冷却効果の高い白色や薄い色の屋根材を選択することが好ましいでしょう。湿度の高い地域では、カビや腐食に強い材質を選ぶことも重要です。

地域の気候にあわせた屋根を選ぶのは、長期にわたって快適に安全な生活を送るために欠かせません。

松本市のおすすめ工務店3選
信州の気候に合った
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あったか子育て応援住宅の施工事例

引用元HP:あったか子育て応援住宅
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※総額は要問合せ

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木族の家

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引用元HP:木族の家
https://kizokunoie.com/gallery/house-sloped-ceiling-loft-house/

無垢材使用が魅力の
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間取り・デザイン:30社の中で、注文住宅のプラン数最多(外観や間取りを自由に設計可能)
断熱性能:断熱等性能等級5(標準仕様)

・あったか子育て応援住宅
間取り・デザイン:30社の中で唯一、月5万円から定額返済できる自由設計に対応(総額は要問合せ)
断熱性能:断熱等級4以上(※グレードにより変動)

・木族の家
間取り・デザイン:30社の中で唯一、無垢材使用かつスマートハウスに対応
断熱性能:断熱仕様等級4(標準仕様)

※すべて2023年3月6日時点・公式HPの情報に基づいた編集チームの独自調査結果