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ここでは、注文住宅にロフトを設けることのメリット・デメリット、ロフトを作る場合の費用相場を紹介します。
ロフトとは、小屋裏収納・グルニエなどと呼ばれる屋根裏に設けられているスペースのことです。しかし日本では、一般的に居室を分割した上の層を「ロフト」と呼ぶことが多いでしょう。小屋裏収納などのように独立した空間ではなく、部屋と1つの空間を共有しながらも階層を分ける、というようなイメージです。
似たような言葉に「スキップフロア」というものがありますが、スキップフロアは高さを変えながら連なっていく一方、同一階で高さが異なるレイヤーを配置するのがロフトです。
ロフトは、建築基準法で「小屋裏物置等」であるため「居室」としては扱われません。ただし、それには条件が設けられています。
この3つを満たせば、延床面積から除外できます。
先ほどお伝えしたように、ロフトは3つの条件を満たしていれば延床面積には含まれません。土地には敷地に対して延床面積の上限が決められていますが、ロフトであれば延床面積の上限を超えることなく、スペースを増やすことができるでしょう。
また家にかかる固定資産税も延床面積によって決まるため、ロフトならスペースを増やしても税額が増えない、という点がメリットです。
ロフトを設けることで、空間には凹凸が生まれます。フラットな天井もシンプルでよいのですが、ロフトがあることで生まれるメリハリは、空間をおしゃれに見せてくれるでしょう。部屋に置く家具や照明といったインテリアの幅が広がるのもメリットの1つです。
ロフトを収納スペースとして活用できれば、居室に置く荷物は最小限に抑えられるため、部屋を広々と使うことができるでしょう。収納であれば小屋裏収納でもよいのでは…と思うかもしれませんが、ロフトなら居室と連続する空間として利用できるため、アクセスもしやすく利用頻度も上がります。より実用的で使いやすいでしょう。
床面積が増える=掃除をするスペースが増える、という意味を持ちます。ロフトは天井が低いため、腰をかがめて掃除をしなくてはなりません。また掃除機を持ってハシゴを上ったり下りたりするのは想像以上に大変なものです。気軽に掃除がしづらく、ほこりがたまってしまう…というデメリットがあるでしょう。
空気は冷たいとしたに、暖かいと上にたまる性質を持っています。夏は冷房をかけても冷気が入り込みにくく、暑さを感じます。反対に冬は暖かい空気が上にたまりすぎてしまい、冬でも暑さを感じてしまうのです。
そもそも屋根に近い小屋裏は暑くなりやすいため、設計の際に工夫が必要です。
ロフトをどのように設置するのか、どのような素材を使用するのかによって、費用には開きがあります。
まずはロフトをつくりたい旨を伝え、実際にどれぐらいの費用が掛かるのかを確認してから検討してください。
ライフスタイルに合わせた自由設計、高品質な建材と太陽光発電などの最新技術の導入、予算に応じた柔軟なプラン調整ができるのが注文住宅の魅力。ここでは、松本市で長く快適な生活を叶えることができる、おすすめの注文住宅メーカー3社をご紹介します。
アルプスピアホーム
引用元:アルプスピアホーム公式HP
https://www.a-p-h.co.jp/works/
特徴
参考坪単価 | 68.0万円 ~90.0万円(※1) |
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耐震等級 | 3 |
断熱等性能等級 | 6 |
一条工務店
引用元:一条工務店公式HP
https://www.ichijo.co.jp/example/fudo/014/
特徴
参考坪単価 | 要問合せ |
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耐震等級 | 3 |
断熱等性能等級 | 7 |
セキスイハイム信越
引用元:セキスイハイム信越公式HP
https://www.sekisuiheim.com/case/c099/
特徴
参考坪単価 | 60.0万円 ~ 180.0万円(※) |
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耐震等級 | 3 |
断熱等性能等級 | 6 |
※1 参照元:SUUMO公式HP(https://suumo.jp/chumon/koumuten/rn_aph/)2025年2月14日時点
※2 参照元:SUUMO公式HP(https://suumo.jp/chumon/housemaker/rn_sekisuiheim/)2025年2月14日時点