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映画で見た世界そのままに、アメリカンスタイルの家はポップで陽気なイメージが主流です。住んでいるだけで元気になれそうなアメリカンスタイルの家を紹介します。
アメリカンカジュアルと聞くと、ジーンズやスニーカーなどのファッションスタイルが思い浮かぶかもしれませんが、住宅の分野でもアメリカンカジュアルはあります。アメリカンなデザインをしたインテリアを選び、リラックス感溢れる空間を演出するのです。とはいえ、「アメリカンカジュアル」に対する具体的なイメージやテーマは人によって異なり、60年代~70年代のクラシカルなアメリカンテイストを好む人もいれば、インナーガレージやシンプルな塗り紙などにこだわる人もいます。「これ」といったデザインが決まっておらず、ライフスタイルの一部として浸透しているのがアメリカンカジュアルの特徴といえるでしょう。
また、アメリカンカジュアルな注文住宅を建てるのであれば、間取りは開放的になるのが一般的です。アイテムを詰め込みたくなる一方で、色々詰め込みすぎると倉庫のような印象になってしまうのがアメリカンカジュアルの難しいところ。そのような事態を防ぎ、ゆったりと土地や空間を活用するために、開放的な間取りにする必要があるのです。
無垢材やヴィンテージ感のある木材はアメリカンカジュアルとの相性が良いのが魅力的。真新しいメタル素材などはあまりアメリカンカジュアルに向かず、自然の温もりを与えてくれる素材が使用されます。天然素材が好んで使用され、内装材やインテリアの材料も木材が使用されることが多いでしょう。60年代や70年代のアメリカンスタイルを再現したい場合は、古民家などからヴィンテージ材やアンティーク材を採取して来ることもあります。インナーガレージやビルドインガレージなど、レトロなガレージハウスを作る上でも役立ちます。
ニューヨークスタイルは、ニューヨークのソーホー地区に多く見られる「キャスト (カースト ) ・アイアン建築」の外観を取り入れています。
その特徴は整然とした枠組み。窓やドアなどが枠で取り囲まれているため、壁より少し奥まった立体感が特徴。
ハリウッド映画やアメリカの海外ドラマなど、ニューヨークを舞台とした数多くの作品でそのスタイルを見かけることができます。古き良きアメリカ・ニューヨークを感じられるテイストが人気です。
アメリカ・ニューヨーク市に存在する5つの区のうちの1つがブルックリン区です。
ブルックリンの建築物と言えばすぐにレンガを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。そのイメージ通り、ブルックリンスタイルの住宅にはレンガを外観に用いることが多く見られます。
また、外壁などに、板状の素材を一部重ね合わせて壁に貼り付ける「ラップサイディング」が取り入れていることも。
ぬくもりがありながらも都会的で、どこか歴史を感じさせるレトロモダンな雰囲気を醸し出すことができます。
淡いピンク色をした外壁が特徴的なこちらの住まい。50年代を彷彿させる佇まいでありながら、玄関のチェック柄のポーチが良いアクセントになっています。さりげなく駐車されている愛車の「ホットロッド」もレトロな印象を手助けし、絶妙な外観に。リビングも外壁同様50年代を意識したテイストで揃え、ウッドスペースを設けました。他にも50年代のCDやレコードのコレクションを飾るなど、全体的に50年代で統一されています。
甘すぎないヴィンテージテイストがオシャレな住まいです。キッチン&ダイニングには特に家主のこだわりが詰まっており、タイル長の壁やキッチンカウンターなどにクロスを活用したり、ウッドデッキに続く掃き出し窓を設けたりしています。また、黒板調の壁を取り入れているのも特徴の一つ。周囲のアメリカンヴィンテージのテイストを乱さず、見事にマッチしています。他にもハンドメイドのインテリアを飾ったり、ウォールランプで温かな空間を演出したりなど、細部で個性が光っています。
ウッディーな外壁材に目がいく外観は、シアトルのカフェを想起させます。小さなスリット窓がデザインの特徴の一つであり、全体的にシンプルな平屋風の仕上がりになっています。天井は木貼りにし、床は無垢材を使用。ダイニングはナチュラルなカラーでまとめ、吹き抜けを設けて開放的な空間を演出しました。柔らかな雰囲気に包まれた空間が魅力です。また、ウッドデッキではベランピングやBBQを楽しむことも可能。子供たちが遊んでいる様子をリビングから見守れる間取りになっています。
コンテンポラリースタイルが特徴的な平屋です。このようなスタイルの住まいは特にアメリカ西海岸で人気があり、広さや収納が豊富であることが重視されます。内装はシックな印象に仕上がっており、白と黒のコントラストが見事です。素材感まで揃えるなど、空間を考慮して隅々までコーディネートされています。キッチンを斜めに配置したり三角形の大容量パントリーを設けたりなど、空間を賢く利用しているのも魅力の一つ。外観も白と黒のツートンで揃えられており、スッキリとした美しい佇まいです。
家主の趣味である音楽を存分に楽しめるよう、DJルームを作りました。大胆にリビングの中央に設けており、自由な発想と遊び心が垣間見えます。壁紙は一色に絞り、ハンドメイドの洗面所は爽やかな色味を採用。淡い壁の色味とフローリングや木材の家具との相性が良く、清涼感のあるアメリカンスタイルに仕上がりました。手元を隠しつつ家族と会話ができる対面キッチンもこだわりの一つです。外壁も淡いブルーで爽やかな印象になっており、木製のドアが醸し出す質感も素敵です。
極力扉を付けないことに注力した住まいです。玄関から1階の大空間まで一続きになっており、スチール階段がワンポイントになっています。階段や家具が赤くて派手目ですが、壁や天井は黒で統一されているため色が散らかりすぎずシックな仕上がりに。アンティークな照明も50年代の街並みを彷彿とさせます。家主の趣味とセンスが光るティスプレイが印象的。1階の部屋に限らず、他の部屋でもフラミンゴ柄を取り入れたり、ドラム缶洗面を取り入れたりなど、家主の希望が詰まっているのが魅力です。
長年暮らしているけど、やっぱり冬の寒さは堪えます……。松本市で快適に暮らすためには、信州の気候にあった断熱性は必須条件。しかも、注文住宅を建てるからには間取りやデザインも妥協はできません。
そこで、信州の気候に合ったオシャレな家づくりを提案している、こだわりの工務店3社をご紹介します!
【選出基準】
2020年3月6日時点のGoogle検索「松本市 注文住宅」にて公式サイトが表示された上位30社を対象に調査を実施。公式HPに断熱性能の記載があり、「間取り・デザイン」に関する唯一の強みをもっていた松本市の工務店を3社ピックアップしています。
【各社の選出基準】
・アルプスピアホーム
間取り・デザイン:30社の中で、注文住宅のプラン数最多(外観や間取りを自由に設計可能)
断熱性能:断熱等性能等級5(標準仕様)
・あったか子育て応援住宅
間取り・デザイン:30社の中で唯一、月5万円から定額返済できる自由設計に対応(総額は要問合せ)
断熱性能:断熱等級4以上(※グレードにより変動)
・木族の家
間取り・デザイン:30社の中で唯一、無垢材使用かつスマートハウスに対応
断熱性能:断熱仕様等級4(標準仕様)
※すべて2023年3月6日時点・公式HPの情報に基づいた編集チームの独自調査結果